初めての音
最初の一音を聞いただけで、これを求めていたのだと、ハッとすることがある。
それは意思や頭の判断を超えて、心が魂が一瞬にして奪われて全てが決まる永遠の瞬間。
ライブの一音目、一曲目、その息を吸う一呼吸目にも、その永遠の一瞬が宿っている。
そして、その永遠の一瞬に、それを込められているかどうかが(理路整然とした理由を超えているもの)鍵になる。
何故、心が奪われたのかを、後付で理由を探ることは出来るかもしれない。
でも、もう、認識した瞬間に決まってしまうこともある。
そんなときほど、誰かに説明するのは難しい。
でも理由を探すよりも、ただ聞いていたい、身体を委ねていたい。
運命のように
あなたが運命の人だから愛しているのではない
あなたのことを私が運命のように愛しているだけ
或る女性
或る女性の訃報に悲しんでいる人たちがたくさんいる。
その人が世界に生み出した何かに触れたということは、その人と出会ったに等しいのだろう。
そんなことを、ぼんやり考える。
大切なものが形を変えてしまったとき、とても良いお天気なのは、よかったことなのかな、さみしいことなのかな。
初冬の朝
おしゃれしてくれると嬉しいわ、と朝の食卓で母から言われた言葉に、びっくりして、少し恥ずかしくて、上手く受け取れなかった。
きれいでいること、好きな服を着ることは、誰の為でもなく、間違いなく私の為だ。
でも、私が心から楽しんでいることを見ているだけでも嬉しいわ、と言ってくれる人がいること。
何と幸せで豊かで、満ち足りていることか。
そんな風に喜びに満ち溢れ、自分以外の誰かがいること、誰かと共に人生を送る時の重なること、その輝きの眩しさに煌めきの強さに、少し目を細めてしまう。
誰かを想い歌い綴る人の奏でる音が心に響けば響くほど、そのコントラストに、その強烈な甘やかさに心がそれを強く強く望んでしまうのだ。
でも、いや、だからこそ、いま、身の周りに溢れている淡く穏やかなささやかな甘さにもハッとさせられる。
どんなところにそれを感じ取るかは全て私に委ねられている。
料亭のお味噌汁ではなく、毎朝の食卓に並ぶお味噌汁にふと満ち足りた幸せを感じることもあるように。
私が考えをこねくりまわすよりも、もっと楽に簡単に欲しいものことは受け取れることが出来るのだ。
ふと空を見上げれば晴れやかな初冬の青空は澄み切っている。
少し前に満月だったお月さまは、朝の光に包まれて姿形は変わっていても、その存在は変わらずいてくれる。
奥には冬化粧を施した富士山、その手前には紅葉の鮮やかさをたたえた山々がある。
日日は穏やかな中にも奇跡に満ちている。
六は何だろうか。
昨日のウルトラスーパームーンなまんまるお月さま。
写真を撮ると六角形。
テレビで見た亀岡の水晶廉が気になる。昨日、同僚が買ってきてくれたお水は、玉ノ井郷の一角「水晶山」が水源。
金山の岩間を通って澄み切った水。
水晶を調べると六角柱とある。
6もかなり気になるワード。
六角で検索すると六角堂…笑!
私、たぶん巡礼とか修行とか、すんなり入れちゃう。
けど、今世に生まれてきたのは、一見すると俗っぽいことを身体があるから故に出来ることを体験、経験するために生まれてきたんだ。
だから、そこを通ると、その先がある。
チューニングを合わせるイメージを。
(実は忘れているだけで知っていて出来ることだから、感覚でやってみる)
いろんなところで明治天皇が…かなりキーワードだなあ。
十六宵
(いざよい)
地球交響曲8番
(友人が見てきて良かったと、オススメされた。)
衆生(命あるもの全て)
代官山unite手前にあったお店の名前は六角亭ですってよ笑!
ご飯屋さんだったけど。
…
闇が深いほどに夜明けは近い
…
誰かから何気なくポーンと投げ込まれた軽やかなボールを条件反射的に投げ返したから分かること。
問いを投げかけてもらったから分かることがある。
私は、やっぱり働くことも好き。
しかも、いろいろあっても今の職場で働くことも好き。
それは、遊ぶように働いているってこともあるからね。
初めて仕事をしてから少しづつだけど何かに近づいている。
もっと近くに。
そして、もっと深くに。
さらに遠くへ。
それすら、全ては私に還りたいからなんだろうな。
いちにちすぎて
生きていて
地上に立っていて
夜空を見上げているから
こそ見える景色。
そして、それが見たくて
私は地球に生まれた
身体を持った
私は世界を愛している
私は地球に生きている
私が愛する世界は
私を愛する世界だ
神さま〜
私、生まれてきて良かった、幸せでーす!
不要なものは流れていきました。
もう、安心して良いのです。
あなたは生きている世界に愛を贈ること。
途中、金木犀っぽい匂いが漂ってきた。
愛を贈ろう
今日も今日とて、神さま方のところへ。
ウルトラスーパームーンな満月であるところの今日。
当初、境内に着いたときは七五三のご家族連れでものすごーーーく賑わっていた。
しかも人力車で境内に入っていくサービスがあるらしく、そんな場面にも出会えるというレア感が満載な始まり。
寒川神社さんの場合、賑わっているのに雰囲気そのものは落ち着いている。
しばらくすると雨が降ってきたため皆さまが一斉に境内から離れたので、写真を撮るころは物静かな雰囲気に。
最初のご挨拶をした後は、しばらく境内にて神さま方に愛を贈る気持ちで佇む。
今年は秋が足音を立てずにそっとやってきては去ろうとしている。
そんな中でも鮮やかな紅葉。
末社の宮山神社でもご挨拶。
ここもすっきりとしていて、落ち着いて居られるところ。
(なんか勝手に龍神の爪痕みたい!とテンションが上がった私。)
後ろ髪を引かれながら、帰ろうとしたときに出会ってしまった。
大好きな気持ちが溢れる。
そんな満月、ウルトラスーパームーンの一日。
帰り道に出会った空も素敵だった。