すでにあることをしる
牡牛座の新月な夜。
久しぶりのブログ。
今宵は物質的な豊かさを掌る新たなる世界の始まり。
《それ》は外側にあって、しかも離れたところにいて、私が手を伸ばさなければ手に入れることが出来ないと思い込んでいた。
でも。
本当は内側にあって、とても近くにいたことを知った。
あまりに近くて、あまりに大きいから見えなかったんだ。
陽の当たらない陰で過ごしているような気分だった。
それは私の求めているものが、すでに近くに、ものすごく近くにあるから、そして、とても大きく、ものすごく大きいから、出来た影だったんだ。
例えるなら高層のビルは近くは大きな影が出来るように。
私が求めていたものが、私に既にあり、それはとても大きかった。
私が陽の光を背に受けて立っているから、前には陰が見えていただけだったんだ。
すでにあることをしる。
そんな牡牛座の新月の夜。