dawn,light

「光といふことを」人めには/みえぬものから/かがやくは/こころの底の/光なりけり

生誕日前の夜

蚊に刺されて、かゆいよー
まだ冬だけど、春に近づく
そんな気配を、蚊で気付く


自分の概念で自分を否定して
そんな自分を変えたいと思い
節目の日にふさわしい服でも
買おうかと思ったんだけども
ふと心によぎった言葉があり
買いに行くのをやめにした。

そもそもの買いに行く出発点
マイナスすぎやしませんか?
だって身に付けて嬉しくなる
服を買いに行きたいと思って
ワクワクしながら買い物する
ならまだしも、どーにかして
欲しい、新しい服に、さあ、
何とかして欲しいんだよねえ
と言っているようなものだ。

そりゃあ外側の概念だもんね
それを私もしたくてワクワク
ならしたらいいけど今みたく
新しい服あたり身につけたら
良いんでしょ変わるんでしょ
みたいに私の心が思っている
んだとしてさ、そんなものが
乗っかってる服を着ていても
変わらないんじゃないかなあ

たぶんね。

今できることは、古くなった
もういらない概念やパワー、
そんなものに溢れているもの
着なくなった服とさようなら
することなのかもしれないな

さようならはね、大切なこと
上手にさようならをすること
それがいつもあったけれど、
隠れてしまっていた私のこと
見つかって認めることになる

そして手元にあり続けたもの
それら全てに感謝をしながら
また見に付けてゆけばいい。

そんなことを思った生誕日の夜。