dawn,light

「光といふことを」人めには/みえぬものから/かがやくは/こころの底の/光なりけり

種明かしは後から

チームラボのち先週末は大分へ出張ウィーク。

大分への出張が決まって飛行機の時間を決める際、ごねて(ネゴシエートして)提示されたよりも早い飛行機で向かい、宇佐八幡宮へご挨拶を企む私。

当日は急遽、一緒に参拝することになった同僚と共に、広大な敷地を4時間弱の時間をかけて参拝。

特に何気なく初めの方に参拝した摂社さんの場所の気持ちよさに二人でほえほえしまくる。
(ここでも予想外に、いや、ある意味では想定内?の軽く山を登って辿り着いた摂社さん)

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ふと眼下にお社が見えたので降りつつ、そちらにも参拝すると、気持ちよさにほえほえした場所は和気清麻呂さんがご神託を受け取った場所だったそうな。
その摂社さんの案内板にご神託の下りは書かれていないと言う…後から種明かしをされた気分…笑

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ある意味、アンテナは立ってたとゆーことなのでしょう。


猪子さんは何を見てるんだろう

どんな風に世界を見ているんだろうね。
どんな風に世界が見えているんだろう。


チームラボの展示を見にお台場へ。
とにかく混んでいることを理解した上で行ったので、びっくりはしなかったけど炎天下の中でたくさんの人たちが列をなしていた。

元々、好きで展示を見に行ってたけど。
2015年に見に行った日本科学未来館での展示がすごーく良かった。



だから混んでると聞いても行かずにはいられなかった。
…で、体感して最初に感じたこと。
(何かが薄まる感じがあって、原文そのまま)

神社で神さまに会ったときみたい。

眩く鮮やかな色に溢れた光は教会のステンドグラスのよう。
光が差し込む。

たしかに人を少し狂わせる


やみは宇宙だ
宇宙たる闇があるから、
光の存在が見える
光たることができる

人が生まれる前にいたところに似ているのかもしれない。
だから赤ちゃんは泣いちゃうのかもね。
せっかく地球にきたのにって。

次の部屋は黄泉の国かな
水に泳ぐ
鯉は、魂

最初はそう思ったけど最後の展示まで見て感じたことは大いなる物語だった。

魂が宇宙から生まれて
(Wander through the Crystal Universe)
この世はうつつ
(人と共に踊る鯉よって描かれる水面のドローイング - Infinity)
そしてまた魂は宇宙に戻る
(Floating in the Falling Universe of Flowers)

形は違えど、すべては祝福されている

大いなる宇宙に抱かれる

言語化しにくい
けれど体感に残る
何かが腑に落ちるような
でも似て非なるもののような
不思議な体験だった

たしかに体感型ではあるものの主だった展示の全ては視覚効果によってもたらされている。
展示と展示の間には床の感触に違いが施されていて(柔らかかったり、人工芝な、感触があった)坂があったり、薄暗くなっていて視覚を使わないようにしてるところも面白かった。
(ちょいちょい短かったけど)

ちゃんと体感できなかくて残念だったけど「やわらかいブラックホール ーあなたの身体は空間であり、空間は他者の身体である」は、単純に揺れ続ける世界に自らの身体を運ぶだけでも楽しかった。
タイトルの通りで空間における他者との連動性を味わえるというのが興味深い。
(これ、もっと暗くて、もう少し大きい空間だったら完全にわたし好み。でも、もしかしたら連動性を、味わえる最大値だったのかな…。あと仕方がなきこととはゆえ、係員の人が進んでくれとめっちゃ急かすし混んでてねっころがれなくて作品を最大限に味わえなかった…泣!)

わたしが最初に黄泉の国と思い、その後この世を表していると感じた「人と共に踊る鯉よって描かれる水面のドローイング - Infinity」は水の触感、プールのような匂い、音、そして巨大な水面は揺れて触れて、たゆたう感覚と味覚以外の五感を使うものだった。

自然の中で味わう全体性の中にある個としての自分の小ささと、個として感じていることはあるのに大いなる全体性の中で同じタイミングで感嘆符を唱えていると個としての境目が不確かになるのは似ていることかのかもしれない。

(極私的視点ですが理系の人って本当はロマンチストで極まるとスピリチュアルなことに繋がってて親和性が高いと思う)

とにかく、非常に興味深い体験で
とても纏めにくい体験。
咀嚼能力が問われる感じ。
でも身体が伸びやかであれば、良いのかもね。
(ってか、結局そこに行き着くww)

その無意識のうちに

やってもらう
用意される
と言うのは、
自ら内側に問う機会を失うということ。

フライパンを委ねる
→いま食べたいものは何かを自分に問うことをしなくても食べれる
用意されるご飯。

それは自らが人生を創造してゆく機会を損失しているということ。
そこに意識的に向き合う。

「5年」

自分の王国を愛する
私の中にある宝

マッチを擦る音
マッチを擦った匂い

鉛筆を削る音
紙を落とす音
ひとの声で聞く世界

荒涼とした
モノクロの世界

ひとの集合意識の中にある世界

何処かが揺れる

ビッグバンの揺れが、まだ響いている



開演前、友人と話したこと。終演後、友人と話したこと。他者に対して、まるっと委ねることが出来る潔さ。



2016年5月29日(日)
いしいしんじ×haruk nakamura LABO
「5年」at nicolas

訳も分からず、でも確かなもの

前日の旅路から、一晩たって。

4/10の旅路ログ。

貴船神社で見かけた龍谷ミュージアムの展覧会が気になって、行った。
水の展覧会。
これがめっちゃ、めっちゃ、良かった〜〜☆

次のRPGテーマに満ちておりましたな
満ちすぎて、メモは諦めた…
仏像?神像?と眼を合わせて、直霊を伝えることだけに集中したよ…
サントリーミュージアムで開催されてたなんて知らなかったけど、たぶん龍谷ミュージアムで見ることに意味があったように思う。

体験後、なんとなく、伏見稲荷さまが呼んでいる感じがして、やってきました。
たまたま宿泊していた辺りの地域では例大祭のお知らせしまくってて、こりゃ、もう、ね。

私のエゴは午前ちうに神社に行きたかった!と言いましたがね。

御所の桜みたかったなあ…と私がぶうぶうごねた?からか、伏見稲荷さまにも桜ひらひら。
しかも、ちょうど桜花舞というものが奉納される日だったとゆー。
神さま、ありがとう〜〜

にしても、参拝する人の多さにビビるぜ、しかし。
バリエーションも豊かだし。
そして来てしまったら、午後とは言え、山頂を目指してしまう…のだけど、想像よりも遥かに遠かったっす…。
汗だくだく。

なんと途中にあった神社には狛龍さんが!
わあーお!
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コーフン!!
この神社も小さいながら、けっこうなワンダーランドだったなりよ…。
あんまりネットにも情報がなくて不思議なところだった。
たぶん、ここでご挨拶したかったのね、って感じたところがあったり。

結果、龍神さまともたくさんご縁が繋げてすごく嬉しかったけど、流石に二日連続の登山はへろへろで…眠い…のだった。

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