ミルフィーユのように
場所にはいろんな層がある。
初神旅に巻かれて、第2巻。
第1巻
同じ場所であっても、観光で訪ねることが出来る空間と、神旅で訪ねることが出来る空間には違いがあるのが不思議だけど面白い。
図らずも(神さまの手の内かもしれないけど、それなら幸せな手の内だな!)2015年6月、弟と日光に日帰りで遊びに行ったときの行程が下見のように重なっていた部分があって、なおさら違いが分かって楽しかった。
バスに乗る前よりも雪がざかざか降る中、本格的な神旅がスタート。
本殿に入る前にしてくださるお話が二荒山神社や日光全体としての場に関することで特に興味深い。
昔の人たちが施していたことについて聞いているとリアルダビンチコードや〜!と大好きな小説を読んでいるかのようなワクワク感。
普段から持つ二荒山神社の意味、この神旅を通して大切にしたいことなどポイントを含めたお話を聞いているときに、鹿さんも登場。
宇宙という世界が用意してくれた舞台は全てが必然で何一つ無駄がなく、お話の内容や自分自身にとっての意味がより深く身の中に浸透してゆくように整えられている。
神旅での醍醐味にグループ別により深く焦点が絞られたポイントについてお話が聞けるというものがあって、これがまた楽しい。
今回はスケボーチームという…なんか魂と身体が一緒にあるからこそ乗れるものがネーミングのグループに。
(感覚…!)
このチームメンバーでご飯を一緒に食べたり同じ部屋に泊まったり、後から話を深めたりするというのが、泊まりがけの神旅ならではで面白かった。
あと今回の旅を通して改めて自分のことや自分の感じたことを話すバランスが難しい〜!と思ってるな自分を感じた。
自分は人の話を聞くことを内容が深まったり新たな視点が聞けるから人の話を聞くことは好きだけど、自分のこととなると何やら話し過ぎになってないかが不安なんだな。
とまあ苦手ドリルを解きつつ、二荒山神社から昼食へ。
昼食後に集合場所である駐車場のバスに向かう途中の雪景色。
これがまた良くてねえ〜。
たくさんの雲に龍神さまもいらっしゃる雰囲気が、たまりませんなあ。
と、いくらでもぼうっと出来るので、慌ててバスに戻る。
ご縁つなぎのための参拝ルートを巡る巡る。
各所で全体向けとグループ向けに細かく色んな角度や視点からの話が聞けるので、よりメッセージを自分の中に落とし込んでいくことが出来る。
これが日常に帰ったときに、ちゃんとふっと頭によぎってくれるから、メモは取ったけど読み返さなくても振り返れるんだろうなあ。
その一方で、私たちのグループはお願いごとの刷新が必要と言われる…おお…なんと!
が。
比較的、普段から私はお願いごとを明文化、言語化、具体的に述べるのが、これまた苦手。
幸せに感じる時…昼食後の雪景色らぶ!
とかなら直ぐ浮かぶんだけどな。
そういう身体と魂が渾然一体となって世界を味わっているとき「ぼかぁしあわせだなあ〜」って感じでせうか。
いや、そんな話じゃなくて。
「お願いごと…どうしよう??」と具体的かつ、より良くなるための課題を提示してもらいつつ、参拝は続く。