春、桜ひらひら舞う京都にて
ブログを書いていない間に、いろいろあったのだった。
でもまずは「やっぱり桜ひらひら舞う春の京都は良かった」の巻「空中ループ」篇。
ちなみに去年の能楽堂について百六年の庭で共鳴する - dawn,light
超絶に良すぎて空中ループのメンバーさんたちと直接話せた時ライブ盤を出して欲しい欲しいと言いまくっていた私。
たぶんそういう人が、めっちゃ沢山いたと思われ。
今回の能楽堂で前回のライブDVD盤が発売された☆
個人的には空中ループの音楽はライブで聞くのがいっとう良い。
のでライブ盤は最高に嬉しすぐる〜〜。
帰ったら見る!
sleepyの音楽は人の集合意識に働きかけている感じがする。
広くて深い確実に変容をもたらす大地のエネルギー。
一方、空中ループは時間軸を軽々と超えていく。
時の流れを自在に超えて働きかける悠久のエネルギー。
松井さんがアコースティックで奏でる「小さな光」によって空中ループの世界へと、たおやかに誘われる。
メンバーの近くに置かれたライトは「その光」の一節みたいだった。
僕はその光を持って また会いに行けたら その光 その光を持って 会いに行けたらいいな
(空中ループのセットリストが完全に私得すぎ…だったけど、わがままを言えば春の京都で「ハローグッバイ」も聞きたかったにゃー。)
それにしても能楽堂で立ち上がって身体を揺らすことの背徳感よ…!
曲を聞いて身体はウズウズしてたから「立ってと言っても、ここは能楽堂っすよ!」と思ったのも束の間、すぐに楽しくなっちゃったけどね。
アンコールの最後は成山さんと松井さんで歌う「小さな光」再び。
でも、全く違う感覚を持って心に届いたから不思議な感じだった。
同じ曲のはずだけど、同じ曲じゃない。
パラレルワールドっぽい。
そして「小さな光」は、
それぞれの光で、
それぞれの光が、輝いていた。
成山さんの光はキャンドルの炎。
松井さんの光はきらきら瞬く星。
森さんの光は帰り道に灯る街灯。
かおりさんの光は新緑の木漏れ日。
和田さんの光は満ちて輝く満月。
また日常に帰っても私の心にはライブで受け取った瞬く光と灯りつづける光があるから、大丈夫。
そんなライブだった。
帰り道。
春の暖かさと共に鼻唄を歌いながら、予定よりも長く散歩しつつ、耳の奥に残る光の残像を味わって帰る楽しさよ。
今回の帰り道鼻唄は空中ループの新曲ばっかりリピート。
すっごく好きな曲なので早くCDでも聞きたいな!
2016年4月9日
金剛能楽堂@京都
ライブ以外の京都な日々は別の巻へ。